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イタリア・サルディーニャ州
イタリアのサルディーニャ州のワインを、お飲みになった方は、まだまだ少ないと思います。本土から西方に離れ、ティレニア海に浮かぶ四角張った島。変化に富んだ風景と住民の強い独立心が特徴的という。島の北部では、コルク樫の木が多く、上質のコルク栓が生産されています。「ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ」という繊細で果実味あふれた白( DOCG )でも有名な島です。
「カンノナウ・リゼルヴァ」の、この作り手「セッラ & モスカ」はなかなかとんでもないんです。ぶどうの栽培に適した土壌を作るため 150ha の畑を掘り起こし 15 メートルも深い地層と表土の地層を入れ替えてしまうというどえらいことをやってのけたらしいのです(フランスだったら許されないことだろうけど)。
水戸市内某ホテルでワインインポーターさんが開催された試飲会で見つけた、最高にお気に入りの一本です。
ブラインドで出されたら、ちょっといいピノと答えるかも知れません。そんな香りと味わいです。果実味にあふれ、フレッシュなストロベリーというより、もう少し完熟感のあるブルーベリーやブラックベリーっぽい、黒い果実の甘く華やかな香りです。やわらかい酸味が心地よく、海風が通り抜ける畑から生まれたワインらしく、ほんの少しアフターに塩味を感じさせます。ボルドーやしっかりしたタンニンの厚みのあるワインも美味しいけれど、疲れた体を癒して欲しいときには、このくらいのやさしい味わいがぴったりです。つまりは、ミディアムなやや辛口。
アルコール度数は 13.5%。飲み頃温度は、18 〜 20℃ でしょう。家庭でのお魚の煮付けやすき焼きにも合いますし、鴨のローストやジビエ料理、チーズにも抜群の相性ですよ。イタリアワインの格付けでは DOC で、大樽熟成 6 ヶ月が義務付けられていますが、セッラ & モスカでは 2 年間熟成させています。お値段もリーズナブルで、コストパフォーマンス大です。とう粋庵、加護やきゃらん店で取り扱っています。是非、お気軽にお試しください。