
www.kago-ya.com/sommelier/vol08.shtml
あまりお酒に縁のなかった私が、今ではある事がきっかけでワインに興味を持ち、ワインと出逢い、ワイン以外のお酒でも口にするぐらいお酒好きになってしまった。まさかソムリエになるなんて思いもしませんでした……。
さて、ご紹介する一本は、フランス、いや世界の二大産地の一つブルゴーニュ地方から 〜サヴィニィ・レ・ボーヌ プルミエクリュ レ・ラヴィエール 1999 です。造り手はクロード・マルシャル、この造り手のワインはフランスの日本大使館ご用達らしい……。また、フランスソムリエ協会も「ブルゴーニュを代表するワイン」として推薦しています。
グラスに注いでみると、色は真紅のバラを思わせるような深みのある赤、香りは上質なブルゴーニュワインらしい黒みがかった赤い果実の香り、しかも、よく熟した感じで、ジャムを思わせるような香りです。さらにグラスを回してみると、樽からくる(木樽で熟成)心地良いスモーキーなフレーバー、また、かすかに土っぽさやスパイスのニュアンスもあり、より複雑さを増していきます。
口に含むと第一印象は、やさしくなめらかな口当たり、口いっぱいに広がる濃縮感のある果実味、さらにはタンニン(渋み)が程よく溶け込んで果実味とのバランスを保っています。飲み込んだあとは心地良い余韻が長めに続きます。エレガントで繊細さがあり、それでいて程よい力強さがあるバランスのとれた上品なワインです。
ワインの温度は 16 度くらいで楽しむのが良いでしょう、また、とう粋庵の料理で一番相性が良さそうなのは、上質の和牛を炭火で焼き上げた「和牛の炭火焼」ですね、ぜひ一度試してみて下さい。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ 清水光一